BUSINESS
事業内容
ライフケアビジネス
LIFE CARE BUSINESS
健康・未病状態の維持、管理を行うヘルスケアに加えて、疾患治療、予後管理を含めた生きること全般をケアするための情報提供を“ライフケア”と捉えます。ライフケアでは、自覚症状がない状態で健康管理を継続するモチベーションを維持できないことが課題になっています。“日常において、健康管理ができるもの”さらには“無意識に健康管理ができるもの”とする視点からの製品開発で、課題解決とQOLの向上に貢献します。

製品事例
健康な毎日のために。
見えない発症リスクを知る、
かんたん手軽な測定キット。


日常の社会生活者自身による、自身のための健康管理を目的としたヘルスケアデバイス。
健康な状態を維持できる指標をリスク度合いで評価。オリジナルのセンシング技術とセンサデバイスによりライフケアに貢献する情報を提供するための製品シリーズ。
※ 本製品は診断を目的として使用する製品ではありません。
検体の郵送不要、手間なく迅速に測定結果を知ることができます。

尿中ジアセチルスペルミン測定キット
がんの超早期段階(ステージ0及びステージⅠ)での発症リスクが測定できます。
尿中 8-OHDG 測定キット
酸化ストレスレベルが測定できます。
現在2種を展開中。尿を試料とする健康管理用ヘルスケアデバイスを順次製品化していきます。
製品開発方針
・独自のセンシングリガンド
・ICT技術を活用したデータ管理
・AI技術に基づく解析管理
に基づく先端技術を集結

メディカルケアビジネス
MEDICAL CARE BUSINESS
特定の疾患群診断を目的とした臨床検査機器に主眼を置きます。ライフケアビジネスで展開した製品の測定項目について、医療機関で実施する検査向けの医療機器、体外診断用デバイスの製品化を行っています。特にPOCT分野では、電気化学計測技術、分析科学技術およびマイクロファブリケーション技術が主要技術となるため、メディカルケアビジネスとして展開、課題解決へ貢献します。
事業例
アミロイドβオリゴマーのセンシングデバイス開発


センサ外観
アミロイドβオリゴマー特異的結合アプタマー「T-SO508」を使ったセンサーを開発しています。このセンサーを利用して、アルツハイマー病の早期段階での発症リスクを判定するデバイスの製品化に向けて研究開発を進めています。
※アプタマー「T-SO508」は東京農工大学 塚越かおり助教、池袋一典教授らによる研究成果
※「オリゴマー仮説」: アミロイドβオリゴマーがアルツハイマー病発症の引き金を引いているとする学説

開発製品に適用する技術の特徴
・高感度定量
・迅速測定
・夾雑物に邪魔されにくい
・B/F分離不要(混ぜるだけで測定可能)
・リガンドを替えるだけで様々な標的分子測定が可能
アグリサイエンスビジネス
AGRI-SCIENCE BUSINESS
植物栽培の栄養成分や環境要素の測定に、ライフケア/メディカルケアビジネスでの要素技術を応用し、アグリサイエンスビジネスとして展開、課題解決へ貢献します。

事業例
水耕栽培における施肥管理マネジメントシステム

水耕栽培プラントから培養液をサンプリングし、そのデータをスマホやPCにアップロードすることで培養液中の肥料成分濃度を把握・管理できるシステムです。

肥料成分の分析や肥料濃度の経時的トレンドを、育種や生育ステージごとに把握・管理が可能です。スマートフォンやPCに表示されたグラフやデータを通じて、栽培環境を最適化し、作物の健全な成長をサポートします。

OEMビジネス
OEM BUSINESS
当社の基盤技術および事業展開の方向性と合致す る場合には、委託開発、共同研究成果およびコンサルティングに基づく商品として製品化を行います。
製品事例
センシングデバイスの性能、そしてそれを利用した計測器の商品性には測定試料の採取、保管、前処理が大きく関係します。その観点から、センシングデバイス、計測器に適した血液や尿などの生体試料および土壌や環境水等をサンプリングする採取具、保管容器、さらに前処理キットに関する研究開発 も行っています。



微量血液採取具/保管容器

尿採取具/保管容器